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2011年8月10日水曜日

OODAサイクル

僕は、目標とかスケジュールとかそういう言葉が嫌いですね。

予定通りに遂行するには、「無理」をしないといけないんですよね。

となると、セールスの場合、あまり必要としていないお客さんに対してでも「無理に」売る必要がある。

技術開発の場合、目標に間に合わせる為に「無理に」製品を開発する必要がある。つまり、革新的な製品でなくなる可能性が高くなる。

20世紀型の社会の場合、企業側の都合で「無理に」立てた予定を顧客に押し付けることでも、経済が成長していたから(モノが必要とされていたから)やっていけたけど、

21世紀の社会だと、多くのものが満ち足りてるんで、企業側の都合でセールスされても、企業側の都合で商品を開発されても、消費者は選んでくれないんですよね。


何かで読んだんですけど、

計画 → 実行 → 評価 → 改善 → 計画 → 実行っていうPDCAサイクル、

これに対してOODAサイクルっていうのがあって、

観察 → 検討 → 決定 → 行動 → 観察 → 検討 →って続いていくわけですけど、

これは状況が判断できないような戦場で各ユニット毎に最善の戦果を上げる為にはみたいな感じで考えられた理論らしくて、

まさにいまの時代のビジネス環境にぴったりだなと思った記憶があります。


PDCAで強引に売り込む、作り上げるタイプの企業は、20世紀に社会主義国家が消えていったように、21世紀には(社会主義企業は)消えていくと思うんですよね。

ビジョン(勝つこと、市場シェアを取ること、利益を出すこと)に向かって、各人が各ユニットが、OODAサイクルで能動的に動ける企業が自由主義型企業として、21世紀は生き残ると思んですよね。

それは多くの人にとってやり甲斐のある仕事に繋がるし、楽しい人生に繋がりますよね。

そういう企業がより多く増えて欲しいですね。